『長崎しぐれ坂』感想

今日は新公ですよ。もちろん観に行ってませんよ。でも朝ムコウのお友達から「きてる?」って電話がきてビビりました。しかもコヤツ、昨日『清香さん(仮)新公これないらしいですよ〜怒っておいて下さいねー』って某丸顔ちゃんにチクったと抜かしやがった。つーか『うん、わかった怒っとくねー』って答える彼女もどうかと思いますけどぉー(笑)そ、そんな週一ペースはオイラには無理だよぅ・・・(萎縮)
さてさて、忘れないうちに自分メモの為にも感想をば。
いつも以上に長いので↓
やー、実は観る前から内容には全く期待してませんでした。(しれっ)でもあらすじやら歌劇読む限り結構食いつき所があったので観るのが楽しみだったりもしました。で、実際観てみたら以外や以外、観れるじゃないですかー!!夜行バスでほぼ貫徹状態で観たのに全く眠くならないなんてすげぇや!話もなんだかんだでわかったしなー・・・と思ったんだけど2回目は結構キツカッタです(苦笑)初見時「長ー。」と思った蛇踊りは2回目はむしろ短く感じたんですけどね。でも、なんだろ、内容自体はこれ以上短くも長くもできないような結構それなりにまとまっていた印象だったのですが、もしかしたらそれが原因なのかなーと。まとまってたから初見ではさーっと観れて、2回目は『まだ終わんないっけ・・・(爆)』だったのかもしれません。一人一人の役はビジュアル的にも見ててかなりあきないしむしろものすごーく好きだったりするんだけど(笑)リピートするのはちょっとキツイかも・・・。この芝居に通常より時間長くした理由は何故?と思いました。まぁ明らかにミエコ先生のお時間が長いからなんだけどね(爆弾)。だって幕開きから芝居に入るまで15分は長すぎると思うの(泣)でも実はミエコ先生の場面カットすると役もらってない大多数の下級生が一時間以上出番待ち状態になっちゃうのでわざわざ芝居の時間長くした理由はその辺にもあるのかもしれないと勝手に納得。星組好きな私はプロローグも精霊流しも人が沢山出てるから長いけど楽しめました。・・・けどそれってこっちきてからリピートするにつれて飽きてくるのも目に見えてるよね。うーん困った。ってそんな事はこっちにきてから考えれば良いので(たしかに/笑)キャスト語りを。

轟さんの伊佐次。私が生で見たロッキー*1の中で、初めて「めちゃめちゃ格好良い!!」と思いました。私がヅカを知って間もない頃に見せられたトップ時代のロッキーにいたくハマッタ過去があるワタクシですが(そうなの?!)生で観るようになってからは全く食いつけなかったのに伊佐次は本当に格好良かったです。日本物の化粧が似合いすぎます〜プログラムの写真でもショーとの差が良くわかる位本当ステキ☆相変わらず台詞の聞き取りづらさとソロ歌には「・・・。」なのですが(ひぃー/怯)聞き取れなくたってあの口調と顔と雰囲気がただただ格好良いんです、もう超かっこいー(笑)皆から兄貴と慕われるのと誰も逆らえないような研ぎ澄まされた怖さのような物も感じたし、ユズミさん押し倒す所もめっちゃ自然だったし(笑)日生は良いとして各組においてのロッキー主演は反対派なのですが伊佐次自体が魅力ある役だけどそれに自然にハマってた今回に限ってはすごく良かったと思います。
卯之助のワタル君はこれまたすごく役にハマってました。めちゃめちゃ良い人なんですよ・・・(泣)伊佐次に対してもおしまに対しても良いヤツすぎて泣けてくる。(泣かなかったけど/死)おしまに『アンタ、恋の逆恨みかぃ?!』なんて言われても『そうかもしれねぇな・・・』ってぇ〜(号泣)私がワタル君ファンだったらわからないけど、この役はワタル君だったからこそ今回の配役に違和感も憤りも感じなかったんじゃないかなぁ。他の組でこれやったら絶対『トップがこの役なんて!!』と思うような気がする。でもワタル君の場合、舞台にも滲み出る人柄の良さのお陰でそう感じさせないんだと思いました。内容としてはおしまを巡っての伊佐次との三角関係みたいなのがもっと観れるのかと思いきや、卯之助は伊佐治にゾッコンLOVEでした(爆)檀ちゃん最後だからもっとがっつり檀ちゃんと組むところも見たかったなぁ。おしまに思いを告げたと思いきや伊佐次に対する思いも一緒に告げちゃうんだもんなぁ〜しかもどう考えても伊佐次の方が思い強いしさぁ(笑)それはさておき伊佐次の部屋に来る所とか普通に面白かったりで私は好きでした。
おしまの檀ちゃん。出てきた瞬間あまりの美しさにクギヅケでした(うっとり)そんなとろけるような美しい芸者姿の檀ちゃんに『アイツとアノ子、そしてアタイ』なんて歌われた日にゃぁもう!!(何だこの熱の入れ様は)(中身も値段も見ずに表紙だけで写真集買った女がココに)芝居の台詞でも『ごめんなんよっ』とか言っちゃったりしてそりゃぁ唐人屋敷のお姉さん方がキャァキャァ騒ぐのもわかる位本当ステキな姐さんでした(溶解)役作りもね、普段は『色芸者のおしま姐さん』って感じでチャキチャキしててすっごく格好良いんだけど伊佐次の前では『おしまちゃん』に戻って可愛くなっちゃう所がまた良くてねぇ〜(ホントどうしたんですか?キヨカさん)まぁ実は私としては前回の楊貴妃で退団した方が作品的にもしっくり来たしインパクトもあったので良いと思ったんだけど檀ちゃんの芸者姿見せてもらえただけでも長崎まで残ってくれてアリガトウって感じでした(とろけたまま終了)
らしゃの瞳子ちゃん。いやー噂通り本当に出番短っ。そしてらしゃは演歌歌手でした(違うよ)いやーそれにしても面白いものが見れて満足です(笑)だって恐ろしく若いんだもん〜(ハライテー)声も役作りもちゃんと若者でした。ただ、芳蓮@となみんを抱きしめる所はオッサンフェロモン全開でしたがソレはソレで私としては大満足です(笑)雨唄以来の潤いですしね♪(王家も潤いまくってたけど違うフェロモン全開だったしね)(確かに・・・。)歌劇読んで超期待してた髪の毛バサーは、以外にも普通に見れました(笑)それよりもここでの演技の方に食いつきました。ここでの瞳子ちゃん、まさにらしゃ自身になりきってるって思う位入り込んでて。声とかも作り声という印象が無く、ナチュラルに出していて男とか女とかそういうんじゃなくて役者としてらしゃを演じてる感じがしました。王家でアイーダやった事が大きいんだと思うんだけど、『私は男を演じている』という男役なら誰もが持っている大前提がそこではとっぱらわれてるというか。もんのすごい迫力でした。私は結局ミュージカルとかお芝居自体が大好きなので役になりきってる人はきちんと役をこなしてる気がして好きなのですが、それは『宝塚の男役』としてはタブーなのかもしれないですけどね(苦笑)宝塚の演技は男役はもちろん娘役も外部での演技とは違うと思うので。でも私はここの瞳子ちゃん、『役者・安蘭けい』としてすごく良いものを見せてもらえたと思ってます。最後に一言言わせて。瞳子ちゃん脚見せすぎ(今までの能書き全て台無し)日本物の場合は脚がチラっと見えるのが色っぽいのよ〜あんな惜し気もなく全開にされたら面白くて仕方無いじゃない!!!お願いだからもうちょっと抑えておくれ(笑)せめて膝下のみで押さえてくだせぇ(脱力)
その他ダラ語り。まずは凶状持ちの3人衆。
さそりのゆう君。髪型がスゴイとかでかすぎとか色々聞いてたけどナンダアレ、超格好良いー!!(笑)あのド派手な着物も超似合ってるしさぁ!!そして久々シャガレ全開ですよー!!!(絶叫)もーやっぱマトブはこうでなくっちゃ!そしてぼらにすごむ所なんかアレ普段からあーゆー風に言ってない限りあそこまで出来ませんから☆(清く正しいタカラジェンヌになんて事をっ)最後は前回に引き続き衝撃的な幕切れでした。ていうか今回どうなったかさえ語らえてないしね!・・・ひでぇや(泣)(泣くなよ)
らっこのすずみん。タカラヅカの舞台で路線の男役が五分狩り、サラシ、元坊さんなんていうものが拝めるとは思ってもいませんでした。そんななのになんてステキなのスズミさん!!(輝)インタビューにしろ、最近のスズミさんには頭が上がりません。というかかなり大好きデス(告白)そんならっこさん。『勘弁してちょっ!』だけはツボに入りまくって大変でした。
あんぺのちえちゃん。観る前は色んな所で「印象薄」とか言われててちょっとドキドキしてたのですが、あのちえちゃんの口から『しゃぶりつきたい、えぇオナゴ』発言と、その時の顔がワタル主演を3本やってきただけあるなぁ・・・と感動する位ワタルの申し子的表情を見れただけでも私の中でかなり濃厚な印象が残りましたよ。あぁホントえぇもんみたわぁー・・・。つーか凶状持ち3人衆、はっきりいって無くても良い位ただいるだけ感は拭えないんだけど(シッ!)かなりハマリマシタ。見てるだけで充分楽しい〜(小躍り)
同心の方々。
舘岡さんのしいちゃん。超骨太で真面目で堅物(ってほとんど同じぢゃん)、似合いすぎっ!!プログラムにもばっちり収まっちゃってますがしいちゃん外部から帰ってきたら膨らんじゃったようで(汗)舞台ではそれはそれは大きくイカツイ舘岡さんでした。あの話の流れから言って最後に伊佐次打ったのは舘岡さんだし(ですよね?)なんだかんだで重要な役でしたな。
他の方々についてなのですが、ここではずーーーーっと、もうひつこい位にゆかりちゃんしか観れませんでした(笑)だって青天でも超美麗!!でも長身、顔ちっちゃい八頭身なけいと君も、何気大好きだったのでこれで見納めなんてぇ〜(泣)と悲しみを堪えつつちゃんと見ましたさ。そしてもう1人、ここではにしきさんも目に入ってきてねぇ・・・。何故って観劇数日前ににしきさんとエンディーが私の夢に出てきたのですがこんな所ではとてもいえないような夢を見たからデスヨ・・・(空笑)にしきさん舞台に出てきた瞬間そんな夢すっかり忘れてたのにものすごーい後ろめたい気持ちになりました・・・夢って影響力ものすごくあるのね…凹・・・お願いだから舞台上でエンディーと隣にならないでっ!!(号泣/崩壊)(どんな夢見たんだアンタ!!!!)
女の子達。芳連のとなみん。か〜わ〜い〜い〜(溶)でもちょーっと違うような気がしないでも無かったりもしました。だって全編通してブレンダちゃんなんだもん・・・。あの芝居の中で1人コメディーやってる印象になっちゃったような。でもか〜わ〜い〜い〜(わかったから)柳麗のウメちゃん、となみんの隣にいても頭1つ分位大きくてかなり驚きました(汗)だって靴もぺったんだったのに!今まであまりウメちゃんの大きさって気にならなかったんだけどめっちゃくちゃビックリした、本当に。桃羽のコトコトが台詞は全く無いんだけど1曲ソロ歌ってて超嬉しかった!!ショッキングピンクのチャイナ服が似合っててちっちゃくて本当に可愛くて!良い物見れました♪李花のユズミさん、真っ赤なチャイナ服がめちゃめちゃ似合ってて超綺麗だった!しかも扱い的には芳連と同じ位目立ってたし。本来路線の娘役がやるのかもしれないけどはっきりいって今あーいった色気のある役が出来る娘役って星にはいないので(苦笑)ユズミさんがやって大正解だった気がする。ロッキーとの絡みも怖気づく様子も無くすごく色っぽかったし♪こんな役ナチュラルにやれる副組長がいるなんて星組は本当スゲー(笑)
一応ファンなので(笑)みなみちゃんの事も。最初の幕開きと大人数口の所に出てたけどその中でも以外に目立つ位置にいて嬉しかったり♪幕開きも普通にかわいかったし、精霊流しでもコーラスで見つけやすかったし。そうそう、精霊流しといえばここの『どーいどい』もかなり面白いんだけどそれより何よりコーラスの人たちの動きがかなり面白いんですけど。コーラスの時は真ん中でマイマイの下で歌ってるんだけどそれ以外の時は船の後ろにサササっと隠れて、コーラスになったらまたサササっと出てくるんだけどこれがおかしくて溜まらなかったんだけど・・・私だけなのか?つーかこんなにこの場面をよく見てるのが私だけなのか?(そんなことは無いはず)
と、こんな所でしょうか・・・。ショーはまた後程・・・。(また伸ばすんか)

*1:轟御大の事。ふーみんの呼び方が移って私もいつのまにやらロッキー呼びするようになってました/爆